のびやかに自由を生きる カキドオシ
春のあたたかさに誘われ
一気に花開いていくカキドオシ。
葉っぱのスカラップとお花が仲良く揃って咲く姿が可愛らしいです。
日本では古来から使われてきた薬草で、
その名前の由来は「垣根を通す」ほど
生命力が高いことから来ています。
シソ科の植物で、シソのようなミントのような香りが上品にふわっと香ります。
花ごと使うことができ、天ぷらやお茶として調理すると香りの主張が出てきます。
全草を乾燥したものは生薬にされ、子供の疳の虫に効くとされることから
別名カントリソウ。
抽出物には、発毛効果、血糖上昇抑制、血圧上昇抑制などの効果があることが報告されています。
肌への効能は、
紫外線によるシミ生成の抑制や消炎作用
になり、お肌を整えてくれます。
花の後にはツル状に地を這って、垣根を越え隣家までも伸びていく。
のびやかに、自由に、生きていく植物です。
誕生花 5月28日
花言葉 「楽しみ」「享楽」
fuuでは、カキドオシのチンキは、茎まで丸ごと漬けています。
チンキとして生まれ変わると、野生のときの姿から、変わって見える薬草も多く、
(カキドオシもその中のひとつですが)
「これが○○なんですね!」とびっくりされるお客さまも多いです。
その変化に会えることも、薬草化粧水作りの楽しみのひとつです^^
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