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ネロリの香りに誘われて和ハーブに思いを馳せる

執筆者の写真: masamasa

私の実家は 

田んぼや山に囲まれ

自然豊かな場所にあります


父は 

花を栽培し家業を営んでいます


そのため

小さな頃から 

花に囲まれて育ちました


うちのカーネーションで遊んでみる


花の他にも

お米 野菜 果物なども作っています


つい最近まで

その価値に全くというほど

気づいていなかった


当たり前すぎて

興味もなかったし

考えもしなかった のでした


仕事柄

体、お肌のこと、健康って?

オーガニックとは何?


そんな考えを巡らせていくと


昔の人が

身近な植物を使って

食べたり、スキンケアに使ったりしていた

モノこそが素晴らしいんだ。。。。

と遠回りしてたどり着いた答えでした


最新の成分が入った化粧品でもなく

無理に成分抽出したものでもなく


足元の植物は素晴らしい


その恩恵と美しさに気づくと

感謝が生まれてきます


美容成分の高い植物には

海外からというイメージもありますが


日本にも

昔からある素晴らしい

和ハーブがあります♪

 

ヨモギ

どくだみ

センブリ

カキドオシ


この和ハーブたちは

万能で様々に活用されていました


今は 化粧品 イコール

お店に並べられ 売られていて 買うもの 

そんな発想しかできなくなってきていますが


昔の人は

植物を手に取り

その香りを楽しみ

自分なりにティンクチャを作り

化粧水などにしていたはずです


そんな ことを想像していると

また 心も豊かになるようです


実家の周りを歩いていると

いい香りが 漂ってきました


ふと周りを見回すと

ありました、可愛らしい白い花


とってもいい香りがして

蜂も香りに誘われて

ブンブン と 周りを飛び回っていました



橙(ダイダイ)の花です


柑橘類から抽出されたアロマは

ネロリとも呼ばれます


その他 柑橘類は

ゆず、みかん、すだち など様々ありますが


もともと

日本の土壌にあった野生種は 

たった1種類

「タチバナ(橘)」だけなのです


せっかくなら 橘 の花で

ティンクチャを作ってみたいなと

思ったのですが。


なんと、今は

絶滅危惧種に指定されているようです


こうやって辿っていくと

身の回りの植物から 

日本の歴史も知る事が出来ます


ひな祭りの 

右側にタチバナの木が飾られ

左側は 桜の木が添えられます


500円玉の数字の左右に書かれているのも

タチバナの枝葉。


家紋や地名なども

タチバナが使われています


さらに

日本で初めて記録された「薬」が

「タチバナ」だったのです


抗酸化作用が豊富で

老化や生活習慣病の予防が期待できます


昔の人々は

成分を取り出して

分析してその効能を知っていたわけではなく


体験的に薬効を知って活用していたんですよね


残念ながら

タチバナでティンクチャを作るという

夢は叶いませんでしたが


この美しい橙の花をいただき

早速 ティンクチャにしてみました


お花を摘んで

軽くお水で洗って乾かします♪


それをホワイトリカーに漬け込みました


ネロリのティンクチャ

また1つ種類が増えました♪


植物のストーリーを知ると

毎日お肌につける化粧品に

より愛着がわき

心も一緒に豊かになるのです


皆さんも当店で

オリジナルのハーブ化粧水作れます♪


お好きなハーブと

お好きなアロマを選んでいただけます!

これからは

スロービューティーで

心も体も美しく 健康にですね!



masa



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